大学に入学した皆さん、
大学生活楽しんでいますか?

入学後はすぐに、本格的に授業が始まっていきます。

楽しみな大学生活、いいスタートダッシュ切りたいですよね?!

このテーマである「履修登録」は大学生活のいいスタートダッシュを切る為に、とても大事になります

私は大学1年生の時に履修登録に失敗し、かなりの単位を落とした経験があります。
この失敗を踏まえ、履修登録のコツを覚えてからは、大学2年時はフルで単位を取ることが出来ました

私が学んだ、履修登録のコツを教えていきたいと思います。

 私は文系学部で、国家資格などはとっていません。あくまで、私の経験なので参考程度にして下さい。
 文系か理系か、資格を取る学部かなど、所属する大学学部学科により異なるので、各自確認しましょう! 

履修登録とは? 

 まず、「履修登録」という言葉の意味について説明します。

履修登録とは、簡単にいうと「各自が受講したい授業を登録すること」を意味します。大学の時間割は高校生の頃と違い、自由に決める事ができます。ですがその分、単位を取り卒業できるかどうかは自己責任になります

 安心して大学生活が送れるように、履修登録について一緒に考えていきましょう。

よく使われる用語の確認

履修科目の種類

必修科目
大学を卒業するまでに必ず履修して、単位修得をしなくてはいけない科目のことをいます。単位が修得できなかった場合、次の年次に履修して、卒業までに単位取得を目指します。

選択科目
学生が自分の興味や学びたい内容にあわせて、自由に選ぶ科目のことをいいます。決められた一定の範囲から選ぶことを「選択必修科目」、まったく自由に選べる「選択科目」があります。

選択必修科目
いくつかの科目の中から必須で履修する科目のことを指します。選んだ学部などによっては、選択必修科目がないところもあります。

引用元:https://townwork.net/magazine/life/125420/

  <抽選科目> 定員ありの科目 (抽選に当たらないと授業を履修することが出来ない)

履修登録に必要な資料

 

 『シラバス』: ↓ 以下のように説明されています

シラバスとは、各科目の授業計画のことをいいます。シラバスには講義名や講義内容、講義の目的、年間スケジュール、授業の形式やコマ数、評価方法、履修後の単位などがまとめられています。そのため、どの科目を選択するか決めるのにこのシラバスが参考になります。シラバスは大学入学後に冊子で配布されることもありますが、最近ではホームページ上で公開する大学も多いです。

引用元:https://townwork.net/magazine/life/125420/

  『学生便覧』: 大学生活を送る上で必要な情報を記載した冊子

履修登録の際に用意するもの

 履修登録をする際には、以下の物を用意することをお勧めします。

パソコン・・・・・・・シラバスを確認するため (私の学校はネットで全部見れました)
学生便覧・・・・・・・『どの学年で授業が取れるのか』 『何単位取れるのか』 『履修科目の種類の確認(必修科目なのかなど)』 などの確認のため
授業時間割表・・・何曜日何時間目に授業があるか確認するため 

 私の大学は、全てパソコンで履修登録でき、シラバス、学生便覧、授業時間割表もパソコンで見る事ができました。

 履修登録のコツ

履修登録期間を確認する

 単位を取る為には、決められた期間中に履修登録をする必要があります。

 私の大学では、学部ごとに履修登録期間が分けられていて、その期間中にパソコンで申請していました。前期分と後期分をまとめて4月に履修登録します。また、履修登録期間は約2週間ありました。

 ここで大事なことは、履修登録期間中に履修登録していないとたとえ授業に出席していても単位は貰えないということです。

 抽選科目などは、定員が空いていれば2次募集なども行われるので、その期間も把握するといいでしょう。

 履修登録期間をきちんと把握して、出来るだけ早めに登録しておきましょう。

卒業に必要な単位を確認する

 大学を卒業する為には、必要な単位数を全て取らなくてはなりません。私の場合は124単位です。

 3,4年生になると就職活動や卒論で忙しくなる可能性もあるので、ある程度1,2年生のうちに単位を取り終えるのがおすすめです。

 卒業間際になって焦ることがないように、1年生のうちに4年間の授業計画を大まかに考えておきましょう

 また、卒業に必要な単位は、「必修科目、選択科目、選択必修科目」などに分けられ、それぞれ何単位ずつ必要か決められているので確認しましょう。

1日最大3コマまでにする

 大学の授業は、1コマ90分あります。高校と比べると、1つの授業がとても長いです。

 私は、1年生の最初のオリエンテーションの時に、授業は1日3コマまでに抑えておくと良いというアドバイスをもらいました。

ちなみに、私の1年生前期の時間割がこちらです。

      
 1限必修選択必修必修選択
 2限必修必修選択
 3限選択
 4限選択選択選必
 5限必修選必

 火曜日は半休が欲しかったので、その分月曜日は4コマ入っていますが、基本的に1日3コマ以内に抑えています。必修科目が1、2限目に多く入っていたので、必然的に1,2限に授業が入っています。

1年前期はなんとかフルで単位を取ることが出来ました。

 朝が苦手な人は、出来るだけ1限目に授業を入れないことをお勧めします。途中で行かなくなってしまうからです。ただし、必修科目は頑張って出席しましょう。

シラバス(授業計画書)を確認する

 シラバスとは、授業計画のことです。このシラバスは、履修登録で非常に重要な存在となります。私が、大学1年生の時に単位をたくさん落としてしまった原因はここにあります。このシラバスを確認しなかったことです

シラバスを活用するだけで、格段に大学の単位は取りやすくなります。ここからはシラバスの確認すべきポイントを一緒に見ていきましょう!

シラバスの確認ポイント

開講学年

例)
・1年生開講科目: 1から4年生まで受講可能
・3年生開講科目: 3から4年生まで受講可能

対象学年の授業でないとそもそも履修が出来ないので、取りたい科目が何年生から受講可能か確認しましょう。

興味のある授業か

 興味のない授業を選んでしまうと、途中から行かなくなる可能性が出てきます。私も、これが原因で途中から行かなくなった授業が複数あります。

 シラバスの具体的な授業内容を確認し、授業を楽しく受けられそうかを確認するといいでしょう。

授業の評価方法、難易度

 授業の評価方法や難易度を事前に知っておくことで、単位取得しやすくなります

普段の授業は出席を取るのか取らないのか。平常点か期末試験のどちらを重視しているか。期末試験はテストなのかレポートなのか、など難易度が自分に合っているか確認するといいでしょう。

また、自分はどういった評価方法や授業形態が合っているか授業を受けていく中で、見つけていきましょう。私の場合、学年が上がるにつれて、自分に合った授業や先生を見つけることが出来ました。

単位数

 多くの科目は2単位ですが、時々1単位しかもらえない科目も存在します。1単位の科目を2つ選択して2単位にするより、2単位もらえる科目を1つ選んだ方が、とても楽です。

もらえる単位数にも目を向けてみましょう。

教科書が必要かどうか 

 教科書が必要な科目は、自分で教科書を買う必要があります

私の学科では、1冊あたり1000円〜2000円ほどかかり、1年次の教科書代は1万円を超えました。地味に痛い出費となりました。

出費を少しでも減らしたい人は、教科書を使わない科目を選ぶことをお勧めします。(メルカリなどで中古の教科書を買ったり、先輩から譲り受けるという手もあります!)

まとめ

以上の点に気を付けて、履修登録をしてみてくださいね。

大学生は、自分で情報収集しないと情報が入ってこないので、自発的に動いて大学生活を充実させましょう!