読んでいただき、ありがとうございます! ことです。

悩む人
専門学校の夜間部に興味あるな~
実際に通っている人の話を聞きたい!
そんな人に役に立つ記事になっています!
まず、大まかに私の自己紹介をします。

【私について】
●現在:大学3年生
●大学休学中(大学2~3年の間)に、服飾の専門学校の夜間部に通い始める(通い始めて2年目)
●専門学校の専攻:ファッションデザイン
今回は、実際に専門学校の夜間部に通い始めて2年の私が、「専門学校の夜間部」について紹介します。
専門学校の夜間部に通うメリットも紹介するので、ぜひ最後まで読んでください!
専門学校の夜間部とは

まず、専門学校の夜間部とは、その名の通り、専門学校に存在する夜間部のことです。
多くの人は、専門学校と聞くと昼間に通っている「昼間部」を思い浮かべると思いますが、実は専門学校にも夜間部が存在します。
私が通っている専門学校の夜間部は、最初の1年間が基礎学科、その後専門コースが3年間の合計4年制です。
4年間通うと、専門学校卒業資格(専門士の資格は取得できませんが、その分野を勉強しましたという証明)が得られ、履歴書に書くことが出来ます。
ファッション系だと資格よりも、専門的な知識や技術を求められるので、昼間部と夜間部で就職実績はさほど変わりません。
私が通う専門学校の夜間部は、お試しで入学して1年~2年で学校を辞める人もいれば、4年間続ける人もいます。人それぞれです。通う理由は、転職のため、趣味の延長など、いろんな人がいます。
私はファッション系ですが、他にもいろんな分野の夜間部が存在します。

- 医療・福祉系
- IT・デザイン・クリエイティブ系
- ビジネス系
- 工業・技術系
- 語学系
- 調理・製菓系
- 美容系
専門学校に夜間部を設けている学校は沢山あるので、興味のある人は学校のHPを確認しましょう。
入学方法
次は、入学方法についてです。
専門学校は、大学と違って入学試験が無い学校が多いです。
私の学校でも、入学金を支払って、志望理由書を提出するだけで入学できました。入試はありませんでした。
志望理由書には具体的に、「なぜこの学校に入学したいのか」、「学校・学科のどこに魅力を感じたのか」、「入学後に頑張りたいことは何か」を書く必要がありました。
ちなみに、私が通っている専門学校では、入学時期が年に2回設けられています。4月の春入学と10月の秋入学です。
私は年の途中から学校探しを始めましたが、10月の秋入学があったおかげで、4月まで待たずに入学できました。このように、年に複数の入学時期を設けている学校もあります。
学費
次は、学費についてです。
私が通っている専門学校の夜間部の学費は年間、約50万円です。
学年によって多少変わりますが、学費は昼間部の約半分です。また、学費に加え教科書、実技道具や布など追加で購入する必要がありました。
夜間部は、昼間部よりリーズナブルに通えるので、費用面で心配な人は調べてみることをお勧めします。
どんな人が通っているか

次は、どんな人が専門学校の夜間部に通っているか紹介します。
私の学校だと…
- 社会人
- 高校卒業して進学してきた人
- 大学生
- 昼間部の学生(夜間部を追加で受講している人) など
年齢層も幅広く、いろんな人が通っています。ただ、20代の若い人が多い印象です。
割合的には、社会人が半分以上(大学を卒業し入学した人・仕事をしながら通っている人)で、残りは高校卒業直後に入学した人、大学生、同じ学校の昼間部に通う学生です。
通う理由は、転職やスキルアップのためという人が多く、趣味の延長線上で通っている人もいます。
男女比は、4:6です。大体同じくらいですが、女性が少し多い印象です。
授業について
次は、授業についてです。
夜間部の授業は夜に行われます。私の学校の授業時間は、18:30~20:30の1日2時間です。これが週に3回(月・水・金)あります。
18:15には出席を取るので、その時間までに教室にいる必要があり、間に合わなければ事前に連絡をします。大学と違って、出席に関しては厳しいので、遅刻や欠席をしないように心がけています。
また、必要な単位を取らないと進級できない仕組みになっています。ただし、お仕事をしながら通っている人が大半なので、昼間部よりは緩めに設定されています。
基本祝日はお休みで、長期休みは春休み(3月)、夏休み(7・8月)、冬休み(12・1月)があります。

夜間部は、そもそも授業日数・授業時間が少なく、1回の授業内容が濃いので、休まず出席することが重要です。
課題について

最後は、課題についてです。一番、気になる所ですよね。

悩む人
夜間部って課題は、あるの?

あります…ありすぎな位です…
夜間部は、授業自体が少ないので授業外でやるべき課題が多いんです。
私の場合、こんな課題があります…
●デザイン画…服のデザインやアイデアを人に分かりやすく伝えるために描く、イラストのこと。絵具・色鉛筆を使って描いています。(2週間に1回くらい)
●パターン制作…服を作るための型紙を作ります。(授業内で終わらなかったら、随時自宅課題)
●ソーイング…服を実際に縫います。(授業内で終わらなかったら、随時自宅課題)
このように、毎週何かしら課題があります。好きで通っている私ですが課題が多すぎて、しんどい時もあります。大学のテストと専門学校の課題提出がかぶった時は、とても大変でした。
ただ、夜間部は人数も少なく、皆仲が良いのでお互い高め合いながら、頑張れています。
やる気になれる環境に身を置くと、自分の底力を発揮できることもあるので、あまり不安になりすぎなくても大丈夫です。
「専門学校の夜間部」に通うメリット5選
最後に夜間部に通う、5つのメリットを紹介します。

①入学試験が無い
1つ目は、入学試験が無いことです。
専門学校は、入学試験を設けていない学校が多いので、入学のハードルが低く、学びたい時に学べるのがメリットです。
大学生がダブルスクール出来たり、社会人が学び直し出来るのも魅力的です。
②学費が安い
2つ目は、学費が安いことです。
授業数が少なく、時間も限られていることから、夜間部は昼間部よりも学費が安いです。
日中は働きながら通えて、経済的な負担を減らせるのが魅力です。
③幅広い年代の人と関われる
3つ目は、幅広い年代の人と関われることです。
昼間部だと、同年代がほとんどですが、夜間部だと多様な社会人の方と関わることが出来ます。
大学生の私にとって、こういった環境で共に学べるのは刺激的です。
④クラスの人数が少ない・アットホーム
4つ目は、クラスの人数が少なく、アットホームなことです。
夜間部は、昼間部と比べて入学する人数が少ないです。そのため、クラスの人数が少なく、先生との距離感が近くアットホームな環境で学べることがメリットです。
私は人数が少ない環境の方がクラスの人と仲良くなれました。人見知りな自分にはこの環境が合っているなと感じます。また、クラスの人数が少ないので先生に質問もしやすいです。
クラスの人数が少なく、アットホームな環境で学べるのは、夜間部ならではだと思います。
⑤働きながら(ダブルスクール)でも昼間部と同じ勉強が出来る
5つ目は、日中働きながら(他の学校の通っている人)でも、昼間部と同じ勉強が出来ることです。
昼間部に比べると授業数は減りますが、夜間部でも同じことを学べます。夜間部を選んだとしても、授業の質も、就職率もほとんど変わりません。
また、夜間部だと授業が夜に行われるので、大学生でも通うことが出来ます。ただ、大学の学部によっては忙しくて両立できない可能性があります。
私の場合、文系でかつ、ある程度単位を取り終わったので(大学3年)両立が出来ました。
また、ダブルスクールをしている経験から、大学と専門学校のメリット・デメリットを書いた記事もあります。
興味のある人は、こちらも読んでみてください。
まとめ

今回の記事で、伝えたかったことをまとめました!
【専門学校の夜間部とは】…専門学校に存在する夜間部、専門学校卒業資格が得られる
【入学方法】…入学試験が無い、年に複数の入学時期
【学費について】…昼間部の約半分、昼間部よりリーズナブルに通える
【どんな人が通っているか】…幅人い年代、転職やスキルアップのため
【授業について】…18時以降に授業、授業数・授業時間が少ない
【課題について】…夜間部だけど沢山ある
①入学試験が無い
②学費が安い
③幅広い年代の人と関われる
④クラスの人数が少ない・アットホーム
⑤働きながら(ダブルスクール)でも昼間部と同じ勉強が出来る
以上、専門学校の夜間部についての紹介でした。
今回は、私の通っている学校での体験を交えて紹介しましたが、学ぶ分野や学校によって異なります。そのため、興味のある方は各自学校のHPを調べてくださいね!